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桐朋学園小をめざす保護者の皆さまへ
桐朋学園小入試といえば、すぐに工作を思い浮かべますが、この数年は2日目に行われる行動観察テストで合否が決まるほど、行動観察が重視されています。2017年度に出題された行動観察テストも、多くの先生方が時間と手間をかけ、細部まで考え抜いて作られた質の高い内容で、学力を見るのではなく、まわりの空気をどう読むか、まわりの子どもたちと協調して行動できるかなど、子どもの心の発達のようすを調べるのが最大のねらいです。自分勝手な行動は慎み、思いやりのある落ち着いた行動が、桐朋学園小の合格条件です。
2017年 桐朋学園小入試 行動観察テスト
<新聞を広げてボールを運び、大型パズルを完成させる集団ゲーム>
いかにも桐朋学園らしい大がかりな集団ゲーム。ダンボール箱で作った大型パズルもすべて手作り。時間をかけ、用意周到に準備された行動観察テストは、他校にはないユニークな内容。
 
2グループに分かれる。グループごとに1列に並び、1人ずつくじを引きに行く。自分の色は絶対に見せない。くじを引くと列に戻る。アイスの棒のようなくじの先には、青、黄、緑、赤のシールが貼ってあった。
「自分の色はわかりましたか。自分の色のシールのところに立ってください。」の合図で各列から青、青、黄、黄、…の順に色別に2人ずつ8人、2グループあるので計16名が移動する。呼ばれない人は白いテープのところで待つ。
2人ずつ組んでゲームは開始。1回目は手をつないでボールを運ぶ。2回目は新聞紙を広げて運んだ。ボールはマジックテープにつくふわふわボール。落としたら、そこから再スタート。
ボールを箱まで運び、箱に入れる。そして初めに先生が見せてくれたお手本の絵のとおりに床に置いてあるダンボールの箱を積み上げる。ダンボールには絵がかいてあり、それを組み合わせていく。2人で力を合わせ、絵が正面に向くように置いていく。どちらのグループも、箱は全部で6個。箱を置いたら、ボールを運んだ新聞紙は次の2人に渡す。
2つのグループがそれぞれのパズルを完成させたら、最後の人がマジックテープにボールをつけて第1回戦は終了。第2回戦は、積んだパズルの箱をこわしたあとで、先生が次のお手本の絵を見せた。2グループ合わせて12個の箱で2つ目のパズル「こたつに入ってみかんを食べる子」に挑戦した。
1つ目のパズルは、ピクニックの絵とケン玉をする子どもの絵。どちらのパズルの箱も、異なる面にはこたつに入ってみかんを食べる子どもの絵が描かれていた。2人で相談しながらどの絵を使うかをすばやく決め、仲よく置いていくことができるかどうか、相手への気遣いや思いやる行動が求められた。自分勝手な行動や乱暴な振る舞いは、最大のマイナス評価となった。
 
集団ゲーム図
 
A ピクニックの絵パズル
集団ゲーム図
B ケン玉をする子どもの絵パズル
集団ゲーム図
C こたつに入ってみかんを食べる子の絵パズル
集団ゲーム図
桐朋学園小が何を求めているのか、おわかりいただけたと思います。桐朋学園小に合格するには、日常生活の中でいろいろな体験を積み、しっかりとした生活習慣を身につけ、自立した子どもに育てることが求められています。頭だけ良くても合格はむずかしいと思います。勉強、勉強と子どもを追いつめずに、子どもらしい素直さと思いやりを大切にしながら、たくましく生きぬく力を育ててください。
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桐朋学園小入試 質問コーナー

 工作は、イメージ力や自分のまわりの世界への関心がどれだけあるかを見るのに適しています。与えられた材料を何に見立てることができるか、動物、鳥、虫、魚などの知識をもっているか、創造的な遊びに日頃から親しんでいるのかを見るのに、工作は無くてはならぬ存在です。工作を通して、日常どのような生活をしているのかを見られるわけですから、楽しくいきいきと取り組むことが求められます。家では、物づくりの楽しさを教えてあげてください。

 桐朋学園小入試にはペーパーテストはありませんが、先生の指示を正確に理解する力が必要です。積み木やパズルを使った知能テストが出題されますので、最低限のペーパー学習は必要になります。問題集を沢山買いこんで、むずかしい問題までやる必要は全くありません。ペーパー全般を基本を中心に一通りやるとよいでしょう。

 先生の指示を真剣に聞き、無駄な動きをせずに、すぐに行動に移すことが大切です。できなくても途中であきらめずに、最後までやりぬく気持ちが不可欠です。制作テストでも、最後まで完成しなくても合格しています。大切なのは、最後まで努力する姿勢です。

 一言でいえば、人とのかかわりあいです。集団の中に積極的に入っていけるかどうか、まわりの人の話に耳を傾けながら、言いたいことはきちんと伝えることができるかどうか、幼稚園や保育園で自分自身をどれだけ発揮しているかを見るテストです。初対面のお友達と仲よく遊ぶことができれば、高く評価されます。先生の指示と違うことをしたり、誰とも遊ばない、人に迷惑をかける子どもは合格しません。子どもらしいはつらつとした言葉や動き、いきいきとした表情が合格の条件と言えます。

 自己中心の幼い子ではなく、人に優しくでき、知的好奇心の旺盛な子どもが合格します。明るく、いつもにこにこしていて、その子がいるとまわりが楽しく明るくなる子です。友達と仲よく遊べる、自分から笑顔で声がかけられる子であれば、合格する可能性は高くなります。

 過保護にならずに、日頃から自分のことは自分でさせる強い信念をもって育てることが大切です。良い姿勢で待つ、片づけをする、人の話をしっかりと聞く、友達と仲よくするなど、5、6才児として当り前のことができるように育ててください。


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