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わが子の子育てに
一生懸命になりすぎていませんか。
口の出しすぎ
手の出しすぎ
勉強やおけいこごとのやらせすぎ
何事にも手を抜かずに
必要以上にやらせすぎていませんか。
子どもの幸せを願って
一生懸命に子育てをする
とても素晴らしいことですが、
一生懸命さの度が過ぎると
親の思いは、子に伝わらず、
子どもからの反発となります。
自分を見失うほどに親が一生懸命になることは
はたして良いことなのでしょうか。
幼児は、ゆったりとした時間の中で
たくましく生きぬく力をつけようと
1日1日着実に成長をつづけています。
しかし親が子育てに一生懸命になりすぎると
子どもの体と心のバランスが崩れ、
少しずつ歪みが生じてきます。
一定の成果は上がっても
いずれ自立心の芽を摘み取り、
たくましく生きる力を失い、
小さなつまらぬ大人になってしまいます。
子どもに不自由さを体験させましょう。
その不自由さから、がんばりが生まれ、
大きな成長へとつながります。
この子育て一生懸命なりすぎ症候群にかかると、
子どもを冷静に見ることができなくなります。
日頃から夫婦で話し合い、
子どものようすを定期的に確認することが大切です。
子どもの体と心に赤信号が点灯したら
すぐに子育てのスピードを減速し、
干渉せず、静かに見守る
愛情をかけてやさしく見守ることです。
過酷な環境の中でも美しく咲く高山の花
日陰に咲く名もない草花も
植物にとって恵まれない条件の下でも
不平不満を何1つ言わずに
たくましく生きています。
子どもたちもまた、厳しい環境に順応しようと
前を向いて生きています。
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