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子育て講座

第2回 「励まして育てる」

まっててくれるお母さん

この詩は、三年生が書いた詩です。
子どものわずかな成長も見逃さずに、
「いま、かわいい芽だからね。」
「いま、はっぱがでてきたよ。」
最高の励ましの言葉が続きます。
子どもを思う親の深い愛情に心が打たれます。
きれいな字が書けなくて泣きそうになったとき、
抱きしめられる親がこの日本に何人いるでしょうか。

母親は我が子を信じ、
あたたかく見守りながら、
ひたすら成長を待ちます。
「待っててくれてありがとう、お母さん。」
母親の深い愛情をしっかりと受けとめ、
勉強の花を育てる子どものひたむきな心。

今はできなくても、
努力を積み重ねていけば、いつか花が咲く。
ところが、たいていの親は、それが待てないのです。
早く結果を出そうと、子どもをあおります。
お母さん! 待ってあげましょう。
努力している姿を認めてあげましょう。

雛が卵の殻を破って出ようと鳴いている時に、
母鳥がすべきことは、
外から殻を強引に割ることではなく、
「ここだ!」と思う時に、
口ばしで殻を突っついて、雛が卵から出るのを促すことです。
この母への愛情あふれる詩は、
励ましながら、愛情深く育てることの大切さを教えてくれます。



 
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