1月より、国立駅近くへの教室移転をきっかけに、チャイルドは今までにない新しいタイプの年中クラスを開講いたしますので、ご案内申し上げます。
「生活力と人間力をアップし、志望校合格をめざす」が、新年中クラスのキャッチフレーズです。
2カ年一貫教育により、基本的生活習慣をしっかりと身につけ、受験に必要な力を育て、人間らしく生きるための土台づくりを目標といたします。
初めに我が子の生活習慣がどれだけ定着しているか、チェック表を作成いたしましたので、次の質問に挑戦してみましょう。
「はい」「どちらとも言えない」「いいえ」のいずれかに〇をつけてください。

◆小学校受験では、ペーパーを中心に知的側面が重視されていると思われがちですが、最近の小学校入試では、基本的生活習慣がどれだけ定着しているかを見る課題が目立つようになりました。
ペーパーテストや知能テストは合否を決める重要な要素の1つですが、知的部分を大切にして、それを人間的価値をはかるものさしとする従来の入試よりも、「知的側面だけを促成栽培しても、本当の実ができるかは疑問。教育とは、子どもを心身ともに健全に発達させることが目標」という桐朋小が提唱する幼児教育が注目されるようになりました。
◆幼児教室の年中クラスでは、ペーパーや知育教材を使った学習が一般的ですが、チャイルドでは知育一辺倒の指導に偏ることなく、基本的生活習慣を身につけるための指導を最優先に行います。挨拶でのお辞儀や声の出し方、言葉づかい、立ち居振舞い、すわり方、公共の場でのマナーからスタートし、自己紹介や人前での発表、口頭試問などの言語やコミュニケーション力の向上に努めます。
◆さらに箸の使い方、ひも結び、衣服のたたみ方、はさみ・のり・セロテープの正しい使い方など、日常生活にかかわる課題を1つ1つ学習してまいります。こうした生活習慣を身につけることで、子どもたちには余裕が生まれ、何事にも積極的になってゆきます。その中で、工作や運動の反復練習にも力を入れます。とくに工作は毎回行いますので、工作の楽しさだけでなく、創意工夫や発想力など、創造力が飛躍的に伸びます。もちろん知育教材を使った知能トレーニングやケンケン、ジャンプ、ボール投げなどの運動にも時間を多く割きますので、バランスのとれた成長が期待できます。
◆志望校に合格することが最大の目標ですが、人間らしく生きるために、1日も早く自主心と生活力が身につくように、チャイルドは全力投球してまいります。先日卒業した生徒のお母さまから次のようなお手紙をいただきました。
「結果的には合格できませんでしたが、本当に良い時間、経験になりました。入会する前は、時間とお金をかけて結果的に落ちてしまったら、意味があるのか? と思ったりしましたが、そんな事はなく、今後の色々な力になってくれると思います。今後どう成長していくのか、見守っていければと思います。」
◆チャイルドの教師にとって、これらの言葉は大きな励みになります。多摩地区の小学校入試では抽選もあり、どんなに力があっても、絶対合格できるとは限りません。たとえ不本意な結果になっても、チャイルドで学んだことが今後の人生で大きな力となり、多くの場で役立つことを心から願っています。目標に向かって最大限に努力していくことの貴さを体験してほしいというのが私たちの願いです。さあ、人間らしく生きていくための第一歩を踏み出しましょう。そして「基本的生活習慣チェック表」に「はい」と答える項目が1つずつ増えていく楽しみを味わってください。
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