HOME > 年長本科コース
2023 年長本科コース

国立・都立・私立小受験

目標校
東京学芸大小金井小、立川国際小、桐朋学園小、早稲田実業初等部、
明星小、国立学園小、国立音大附属小など多摩地区の小学校

A. 取り組む姿勢と基本的な生活習慣を重視
国立の東京学芸大小金井小や都立立川国際小を第1志望にする人も、桐朋学園小をはじめとする周辺の私立小を受験する人も、取り組む姿勢や基本的な生活習慣を重視した授業を進めていくことで、気力、知力、体力を高め、どの目標校にも合格できる力の養成をめざします。ペーパーができるだけでは、合格は不可能です。
B. 各校の入試に完全対応
ペーパー演習では、東京学芸大小金井小や立川国際小に必要な基本の習得とスピードへの対応、国立学園小の算数思考力対策、桐朋学園小の具体物教材を使ったテストの指示の理解など、各校のテスト内容に十分配慮した指導を行います。
C. 工作と巧緻性の徹底した反復練習
桐朋学園小の自由工作、東京学芸大小金井小のテレビによる指示工作に対応するには、かなりの準備が必要です。なるべく個別指導を取り入れながら、徹底した反復練習に力を入れます。また工作だけでなく、毎回の課題である模写を通して正確な観察力が身につくように努めてまいります。
D. 運動と行動観察は、楽しく指導
明星小や東京学芸大小金井小の運動、桐朋学園小や立川国際小の生活習慣や協調性を見る行動観察テストは、体力や生活力が必要不可欠です。家庭で日頃できることをアドバイスしながら、教室では明るい表情で取り組むことができるように丁寧な指導をこころがけてまいります。
E. 心と生活力を育てる授業を大切にします。
自立に向けて、小学校低学年レベルの人間力、生活力、そして学力の土台を作るための画期的授業。基本的生活習慣、絵と造形、具体物学習、体幹運動、協調性とコミュニケーションなどの指導を通して、将来生きていくのに必要な土台となる力をしっかりと身につけることが最大の目標です。最近は知能だけが発達して心が育っていない子どもが目立ちます。チャイルドでは、今の子どもに欠けている挨拶や礼儀、人前での意見の発表にも力を入れ、心と体のバランスのとれた人間育成をめざします。
F. 9月からゼッケンをつけた本格的なテスト練習
9月からゼッケンをつけ、本番テストに向けた授業を行います。行動観察では、自分をどのように表現したらよいか、友だちとのコミュニケーションの取り方に力を入れて指導いたします。東京学芸大小金井小、立川国際小、桐朋学園小については、9月より直前テスト練習を行います。

自立した生徒には、応用力養成クラスをおすすめいたします。
このクラスは、基本的な生活習慣が身についている生徒に最適です。自分の頭で考え、自分で発言し、自分で行動できる人間をめざします。このクラスを希望する場合は、入会審査があります。土曜日午後実施。

授業の具体的内容 <年長クラス>

A.ペーパー学習(ペーパーと具体物教材)



一方的に結果を教えるのではなく、自分の頭で考える力が身につくように指導してまいります。

@ 具体物教材を使って、わかりやすく丁寧な指導をこころがけています。
A 1人1人の顔の表情も見ながら、理解度をチェックし、授業を進めてまいります。
B 毎回宿題プリントをお渡ししますので、学習習慣が身につきます。
C 宿題プリントとは別に、4月から分野別に10ページで構成された数量、図形、推理、言語と知識の問題集を配布。解答もお渡しいたします。
D お話の記憶は、短文から長文まで学習します。1人1人に質問して答えていく方式が有効です。
E 各校のペーパーの難易度は、低くなりました。基礎を確実にマスターしていくことが求められています。チャイルドは、小学校入学後を考えて、なぜそうなるのか、考え方の基本を大切にします。

B.基本的生活習慣

@挨拶と礼儀の反復練習
A姿勢を良くするための体幹トレーニング
B思いやりのある行動 <江戸しぐさ>
C掃除や整理整頓の仕方を学ぶ
D巧緻性(はし、はさみ、のりづけ、ひも結び、ふろしき包み、衣服の着脱やたたみ方など)

 入試のレベルを超え、今後日常生活で想定される多くのことを取り上げ、体験を重ねていきます。基本的生活習慣を身につけるため、上の@からDまでの内容を中心に、時間をかけて繰り返し学習しますので、確かな成果が期待できます。幼児教室では普通は学べないワン・ランク上の内容まで指導するのが大きな特色です。

  

C.絵画と工作

@見て、見つめて、見きわめながら、正確な観察力を育てる模写やデッサン。
A指示工作と自由工作をバランスよく指導。
Bいろいろな材料を使うことで、創意工夫する力を身につけます。
C造形に必要な知識を学びます。―動物、昆虫、魚、鳥、花、乗り物。

 紙1枚からの工作は、考えるだけでも大変ですが、紙コップやいらなくなった空き箱を利用すれば、ちょっとした工夫で、頭の中にイメージしたものを作り出すことができます。紙コップ、トイレットペーパーの芯、牛乳パック、ティッシュの空き箱、紙皿からスタートし、他のいろいろな材料を使って作りたい物を作るために、「感性と発想」を育てるお手伝いをいたします。

   

  自分が作りたい物や課題に出された物を作るには、確かな観察力と知識が必要です。チャイルドでは、動物、虫、鳥、水の生き物、花などの工作をする時は、前もって学習します。「テントウ虫を作ってください。」と言われても、何も知らなければ、何も作れません。目や触角の位置や羽の数などを学習し、模写の練習をしてから、チャイルドではテントウ虫を作ります。





正確な観察力が、絵や工作の出発点です。上の2点の絵は、どちらもチャイルド年長児の作品です。

D.運動と体幹

@ 指示への的確な反応とすばやい動きを養うために、運動と体を使った多くのゲームを行います。
A まりつき、ボール投げ、ジャンプ、平均台、ケンケンなど、体幹を鍛える運動に力を入れます。運動が好きになるように、明るい雰囲気の中で長所をほめて伸ばす指導。

○押されても倒れない体を作るために体幹指導に力を入れています。初めに、おへそで体を支えることから教えます。親指の付け根をおへそで上から押すようにして、足に体重を乗せると、体幹は固定します。姿勢も美しくなるだけではなく、階段の昇り降りや、歩いたり走ったりするときの着地にも活用できます。
○運動テストでは、取り組む姿勢と待つ態度も評価の対象となります。メリハリのきいたムダのない動きと真剣に見る態度が求められています。あとは集団の中で緊張に打ち勝つ心の強さがあれば申し分ありません。集団の中で運動の機会をなるべく多く作ることを心がけています。
 

E.協調性とコミュニケーション

@ 人前で、自分の考えや感想を発表します。
A ゲームの中で、まわりの人との協調の仕方を学びます。自分の考えを人にどう伝えるか、人の意見に耳を傾ける体験を積み重ねます。
B はっきりとした声で正確に人に言葉を伝えるために、発声練習や寸劇を行います。
C 質問集を使った口頭試問や面接練習に力を入れます。ご家庭での練習方法も具体的に指導いたします。質問集は、入会時にお渡しいたします。

F.人間力と生活力

@ 毎回心に響く文章を音読し、正しい心の持ち方を学びます。
A 家では親子で課題の文章を読み、教室では皆で話し合い、社会への関心を深め、しっかりとした意見を持つことを目標とします。

 この人間力と生活力の授業には、これまでにない大きな特色があります。これからどう生きていくかを学ぶため、心や生き方が書かれた文章を読み、社会への関心を高めることに全力投球いたします。年長児にはむずかしい内容だと思われるかもしれませんが、すでに小学校1年生を対象に授業を行い、年長児にも十分理解できることがわかっていますので、問題ありません。社会への関心が高く、将来の夢についても熱く語れる子の育成こそが急務だと思っています。
  自分で決め、自分で決めたことに責任を持って最後までやり抜く子に育てるために、この人間力と生活力の授業は、今後大いに力を発揮すると信じています。


お申込みはこちら
child uno kyoiku kenkyukai inc.